成功する人と失敗する人
もちろんファスティングには注意点がいろいろあります。特に長期にわたる場合は、体脂肪でのエネルギー供給不足分はたんぱく質（筋肉）で補いますから、健康的なダイエットとは言えなくなくなってしまいます。
従って一般的には、2日以上にわたり本断食は不用意に行わない方がいいとされているのです。しっかり正しい方法で行うことが必要であり、それでこそファスティングは高い成功率となります。
さて、本題は「成功する人と失敗する人」ということです。ファスティングに失敗する人の方法TOP３とされているのは「期限を設定せずに断食を長期間続ける」、「ドリンクだけの断食を長期間続ける」、「ダイエット食品、果物・野菜など単品ダイエット食材の置き換えをする」となっています。
ダイエットの知識をもたない人がストイックなほどの断食を行なうと、一時的には体重が落ちるのですが、体や心に大きなストレスがかかり、その後、大きくリバウンドするケースが非常に多くなります。健康を害してしまったり、リバウンドしただけではなく、逆に太りやすい体質になってしまうこともあります。これでは意味がありませんね。
対して、ファスティングに成功する人の方法ですが、「夕方以降だけ断食する」、「主食のみ断食」（期限は1～3日間）、「週末のみ断食」などが挙げられます。成功する方法では、部分的にファスティングをするわけです。失敗する場合は、ストイックに頑張り過ぎなのです。あくまでもストレスにならない程度に行うことが長続きする秘訣なのです。