効率的なファスティング

一番気になるお腹の脂肪を燃焼させるには、ファスティングと加圧トレーニングを併せることで効率的にダイエットさせることができます。
よくあるのが下腹がぽっこりしているタイプでしょう。このお腹をペコっとへこませることができないと、姿勢も悪くなりやすく、疲れやすく、腰痛もある場合が多く、いいことは全くありません。
腹筋は肋骨から骨盤につながっていて、腹部の内臓を支える機能を果たしています。腹筋が弱くなると、重力で胸郭と骨盤の距離が小さくなり猫背になってしまいます。体に収まっている内臓量は変化しませんから、そうすると縮んだ分だけ内臓は前方に押し出されてぽっこりした下腹になります。
腹筋群の中でも内臓を包み込む腹横筋が弱まることが多く、腹式呼吸でお腹をへこませるドローインを加圧トレーニング後に行います。加圧トレーニングの前にピラティスで腹筋群を強化するというのもいいでしょう。
さて、特にメタボでふくらんでいるお腹の人の場合は、まずファスティングをお勧めします。それは内臓を休ませるようにした方がいいからです。メタボの人の場合は、前も横も幅があって、ぽっこりというより胸の下からもうお腹が出ているというタイプとなります。
メタボの多くの人が食べ過ぎお酒の飲み過ぎで、運動不足も加わっているものです。食べ物などが内臓に常にあるわけで、内側からお腹の筋肉はいつも押し出された状態になっています。そこで、まずはファスティングをして、復食期を経てから加圧トレーニングを行うのがお勧めなのです。ファスティングも各人の肥満のタイプに合わせて、上手に長続きするように行いたいものです。